― リトミックの効果とは~【こころ】編~ ―
「リトミックで身につく力ってどんなもの?」よく聞かれるご質問です♪
リトミックは、あたま、こころ、からだを育てる教育。
”音楽のための、音楽を通じた、人間教育”とも言われ、生き抜く力=【非認知能力】を高める教育としても注目されます。
今回は3回にわたり、リトミックの効果、身につく力についてご紹介しています。
今回、第2回目のテーマは【こころ】編です☆
(※第1回目の知能、知育に関わる【あたま】編はこちらから♬)
リトミックで身につく力:こころを育てます!
音楽を聴き、心の動くままに体で自己表現するリトミック。「こころ」に焦点を当てた時に身につく力にはどんなものがあるのでしょうか。ここでは具体的なものとして、
- 感性
- 協働力、共感力、自己肯定感
- コミュニケーション能力
- 表現力
- GRIT(諦めない力)、自律力
を挙げておきましょう。
①感性
語彙がまだ少なく自分の感情を言葉にできない子も、音楽のテンポやメロディからはさまざまな感情を味わうことができます。実際0歳のお子さまがお越しくださるプレクラスでも、音楽を聴いた途端に体を揺らしたり満面の笑顔を見せてくれる瞬間が頻繁に見られます。
つまり、音楽を通じ、喜怒哀楽だけにおさまらない様々な感情を擬似体験できるということ。こころが動くという体験は、実は子どもの好奇心や周りの世界に対する興味に直結するものです。
リトミックは大人が強制的に教えることのできない”感性の豊さ”を育てる教育といっても過言ではありません。
感性の豊かさとはつまり、人生の幸せを見つけられる能力のこと。些細なことにも感動できる力そのものです。
②協働力、共感力、自己肯定感
グループレッスンの中ではお互いの発想を持ち寄ってひとつの活動にすることもしばしば。たとえば年中クラスになると”みんなでつくるリズム”という活動が出てきます。それぞれ好きなリズムを出し合ってひとつのフレーズを作るというもの。
自分自身がチームの中の欠かせない一員であることを実感する機会にもなります。お互いに認め合いながら全員で合奏するときの楽しさといったら!
自由な自己表現を尊重し合いながらひとつのものを作り上げる喜びは、大きな自己肯定感に繋がります。
③コミュニケーション能力
リトミックは常に聞こえてくる音楽に自分自身を合わせ調和することを心地よく感じるという体験の繰り返しです。それはつまり、外的リズムを感じ取り自分を呼応させていくコミュニケーションそのものなのです。音楽を通して、まわりと自分とのコミュニケーションをはかる力を伸ばします。
④表現力
沸き起こった感情を自分で理解、把握して体で表現することがリトミックの醍醐味。つまり、自分がどう感じたかを表現する力を育てる教育なのです。例えば“泣く”といってもさまざまありますね。しくしく泣く、号泣する、うれし泣きする、悲しみにうちひしがれてむせび泣くなど。子どもは大人よりはるかに鋭い感受性の持ち主です。さまざまな感情を表にアウトプットする経験は、表現力(言葉、表情、楽器演奏など)に直結します。
⑤GRIT(諦めない力)、自律力
「楽しい!ワクワク!」という気持ちが土台にあってそこから展開していくという積み重ねを経験している子どもは、なにかつまづいたときにも頑張れます。もっと分かりたい、知りたい、やってみたいという前向きのエネルギーに満ちています。
教室では大きく子どもたちがステップアップする機会として例えば発表会を開催していますが、目標に向かってセルフコントロール(自律)しながらコツコツ積み上げていける力がついていることを毎年感じています。
このように、リトミックは潜在的な子どもの能力を引き出し伸ばす要素にあふれています!
次回は【からだ】編。来月の投稿でご紹介しますよ♬
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