「リトミックで身につく力ってどんなもの？」よく聞かれるご質問です♪
リトミックは、あたま、こころ、からだを育てる教育。
”音楽のための、音楽を通じた、人間教育”とも言われ、生き抜く力＝【非認知能力】を高める教育としても注目されます。

今回は3回にわたり、リトミックの効果、身につく力についてご紹介しています。

今回、第3回目のテーマは【からだ】編です☆
（※第1回目の知能、知育に関わる【あたま】編はこちら
第2回目の【こころ】編はこちら！）

リトミックで身につく力：【からだ】を育てます！

リトミックは音楽に合わせて“体を動かす”ことが基本です。なぜなら音と動きの一致を常に経験することで、さまざまな音楽的要素を知識だけではなく体に感覚として落とし込めるから。

それがやがて表現力や感性、聴く力といった能力に昇華していくのですが、
そのベースとなる“体の動き”に今回はフォーカスしてみます。

具体的には

• 体のコントロール力
• 空間を認識しながら動く能力
• 心で感じたことをアウトプットする身体能力

を挙げておきましょう。

①体のコントロール力

例えばゆっくりと膝を使って歩くこと。小さい子どもは普段速いペースで走ることはあっても、“ゆっくり歩く”経験は多くありません。膝を曲げながら体幹を意識して音楽に合わせゆっくりと歩くことは、足全体の筋力をアップさせます。

例えば1歳半ごろから片足立ちやジャンプ、2歳頃でケンケン、2歳半ごろでギャロップ、最終的に年少さんからはスキップにも挑戦します。音楽のリズムに合わせて体を動かすことで楽しみながらおのずと体の使い方をマスターしていけます。

その他、音楽のビートに合わせて手拍子することも、聴いたリズムをステップすることも、頭で思い描くのは簡単でも実際やってみると体が思うように動かない、といったケースは子どもに多いもの。イメージ通りに体をコントロールする経験を積み重ねることで、自在に動ける体が育ちます。

②空間を認識しながら動く能力

グループレッスンでは、自分がその動きをするときにどの程度のスぺースが必要なのかを常に意識していなければなりません。ぶつからないようにと常にバランスよく自分の動きに意識を向ける空間認識能力が育ちます。

また、自分の体はどのくらいの大きさなのか、というボディイメージを育てる機会にもなります。この力は、例えば机の下にもぐって不意に立ち上がって頭をゴツンとぶつけることを防ぐ力。公園のトンネルをくぐるときに自分の体もその低さに合わせてスムーズにかがんで進める力です。

音価（音符の長さ）の理解にもつなげるものとして、例えば一定の距離を3歩で歩く/10歩で歩く/ 20歩で歩く　などといった活動も年少クラスから出てきます。算数脳にも繋がる“空間分割”を意識しながら動く体験を積み重ねています。

③心で感じたことをアウトプットする身体能力

例えば兵隊さんになってきびきびと行進する音楽、いるかのように躍動感あふれるジャンプをイメージさせる音楽、暑い砂浜をアチチ・・とつま先立ちのまま走るイメージの音楽、海底のわかめのようにゆらゆらと揺れるイメージの音楽など、リトミックでは毎回想像力を働かせながら活動します。

自分が思い描いたものを体で瞬時に表現する身体能力が育ちます。

ダンスのようにあらかじめ決められた動きではなく、即興で動くからこそ、より育つ力です。自由な自己表現力に繋がります。

このように、リトミックは潜在的な子どもの能力を引き出し伸ばす要素にあふれています！

 

リトミックスタジオKirariのレッスンでは、音楽の導入はもちろんのこと、子どもの指導のプロであるキッズコーチング講師資格を持つ講師による指導で、自信、自己肯定感、自己効力感を大きく高めることをミッションにしている教室です。

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