― 1歳の習い事:リトミックで身につく力【実験力】 ―
リトミックへのお問い合わせが最も多いのが1歳さん。
今回は、1歳クラスでの活動内容、発達に寄り添った狙いやゴール、身につく力についてご紹介します。
1歳さんの発達心理
1歳という年齢は、歩けるようになり、劇的に視界が変わり、行きたい方向へ自分で移動できるようになり、泉のように湧き出る好奇心を存分に満たしたいという、「実験期」と呼ばれる時期です。
とにかく自分であらゆるものを手で触り、口に入れ、匂いを嗅ぎ、音を聴き、自分の目で確かめ、物事の仕組みを手あたり次第に実験してみたいという発達段階にあります。
危なっかしくて最も目の離せない時期でもありますね。
1歳クラスのリトミックのねらい
とにかくその好奇心を満たしてあげることがこの時期最も重要な大人の役割です。
よほど危険でない限り、いろんなことを試してみる機会を与え見守ってあげられるかどうかが、今後の集中力や意欲、創意工夫する力、想像力に直結するといっても過言ではありません。
そういうわけで、リトミックのレッスンの中でも、自分で鳴らせる様々な楽器を揃え、音を聴く経験を存分に楽しんでもらうことに注力しています。
最初にお手本を示すのではなく、まず本人に好きなように思う存分触って「実験」してもらい、楽器によって違う音が出ることをまず感じてほしいという思いから。
大きい音が出るとき、小さい音を出したいとき、といった風にやがて自分で法則を理解し力をコントロールできるようになるための土台を充分に作っています。
【模倣の天才】に必要なのは、少しのヒントを見せること
大人以上に感性が豊かで敏感なのが子どもです。
自分を取り巻く世界は初めての事ばかり。本人のやりたいようにやらせてみるのが肝心です。大人の先入観、固定概念ほど子供にとって不自由なものはありません。
本人の感覚で思う存分実験させたら、その次に。
一段殻を破るきっかけは、大人が時々ちょっとした「ヒント」だけ与えてみること。そのときに重要なのは、多くの言葉ではなく、慎重に、ゆっくり、丁寧に、「見せる」ことです。
この時期の子供は「模倣の天才」とも言われます。モデリング能力(真似する力)が突出しているのです。目で見て、真似をして、さらにそこから自分で自分の引き出しを増やしていく過程こそ成長の大きな柱となります。
先生のやり方をよーく見て、ママの仕草をじっくり眺めて、お友達の様子をまじまじと観察して。
周りを模倣し、小さな社会で刺激を受け、
その楽器がどんな音を奏でるのか、どうやったらいい音色が聞こえてくるのか、1歳ちゃんたちは毎回のレッスンで吸収してくれています。
お友達と関わりあいながら楽器を鳴らしたり、モンテッソーリ教具に触れたりと、経験値を増やしていく1歳クラス。
「初めてできました!」の瞬間に立ち会えることも、指導者としてこの上ない幸せです。
小さな達成感を積みかさねるうちに、チャレンジ精神、想像力、自己肯定感が育っていっていることを、小さな瞳の輝きが教えてくれます。
~『2歳の習い事:リトミックで身につく力』についてはこちら!~
リトミックスタジオKirariでは、このように音楽の導入はもちろんのこと、
- お子さまのキラリと光る才能を引き出すこと
- 親御さまの幸せな子育てをサポートすること
- 子どもたちが世界に羽ばたける教育環境を作ること
をミッションに掲げている教室です。
☆新年度に向け、ただいま無料体験レッスンキャンペーン中です☆
ご興味をお持ち下さった方はこちらをご覧ください♪
また、“子どものキラリと大人の強みを引き出し伸ばす専門家”として、子どもにとって最大のロールモデルとなる大人を増やすことをミッションに、
- 大人向けのキッズコーチング講座※
- 子どもの指導に当たる先生/これから子ども関連のお仕事を始めたい方のためのコーチングセッション
- 子育ての個別相談(zoomでのオンライン相談 / メールまたはLINEでのメッセージによる相談 / 電話相談)
も一般向けに行っています♪
(日本キッズコーチング協会認定講師資格を持ち、普段から子育て講座、講演、ラジオ出演、子育てメディアへの寄稿なども行っています)
☆ご興味をお持ちくださった方はどうぞこちらから
「講座受講希望」「コーチング希望」「個別相談希望」とひとことお書き添えの上お気軽にお問い合わせください☆
※最新スケジュールはこちら!
※キッズコーチングとは
キッズコーチングサロンKirariホームページもご覧ください♪