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― トリプル受験の母親です ―

 
 
疲弊する働き方から
お金・場所・時間の自由を叶える
お教室先生コンサルタント、
南波明日美です。
 
パッションいっぱいでお子さまのリトミック教室を主宰する、
現役の指導でもあります。
 

「お弁当いらない」

ある日長男が私に言ったひとこと。

それは大学受験の日の朝のことでした。

 

丸一日夕方まで試験会場で缶詰で試験に臨む彼の手元の受験票には、

「昼食持参のこと」

と注意書きがありました。

 

当然お弁当を用意するつもりでいた私に、

前の晩に彼が言ったその言葉。

 

ひとつ深呼吸してから彼は私に言いました。

 

「覚悟を決めて勝負しに行くから、

甘えたくなるものは持っていきたくない」と。

 

特にそれは私にとって驚くこともなく、

手に取るように分かる彼の心理でした。

 

「そうそう、そういうタイプだよね。

自分を信じて頑張ってきてね」

 

翌朝、泊りがけで向かう受験会場を目指し

無言で家をあとにする息子の後ろ姿に、

そっと胸の中で声を掛けたのでした。

 

「緊張するからゆっくりしたい」

私には3人の息子がいて、

実はこの冬は3人とも受験。

 

いわゆる「トリプル受験」の年なのです。

 

3歳ずつ違う三人息子が、

それぞれ真剣勝負で臨んでいる冬です。

 

長男を送り出した翌日は、

今度は次男の受験の日でした。

 

受験の前日に彼は言いました。

 

「明日のことを思うと緊張するから、

今日は家族みんなでワイワイごはん食べてゆっくりして安心したい」

 

これもまた、次男らしい発言だなあ、昔からそうだよねと思いながら

自分よりずっと背が高くなった息子の顔を見上げた夜でした。

 

家族とは敢えて距離を取って修行僧のように精神統一したい長男と、

家族との関わりのお陰で安心して戦場に向かえる次男。

対照的です。

 

ひとは十人十色だからこそ

三男はと言えば、

あまりにも私が手をかける余裕がなくて

中学受験も電車を乗り継いで1人で行きました。

 

夫婦総出で付き添うことも多いのが中学受験の世界ですが、

彼は全然一人で平気です。

(そもそもあまり一人で行かせている家庭はありませんが笑)

 

感性豊かな一方でいつも自信に満ちていて、

受験という危機感も特になく、緊張感もさほどなく、

この世の中はたいていうまくいくと思いながら生きているかのようです。

 

 

同じ親から生まれてもこんなにタイプの違う三人息子たち。

 

これって、実は仕事の場面でも同じなんです。

 

 

私は10年ほど、0~6歳のお子さんに毎日関わっていますが、

リトミック教室にお越し下さる小さい1,2歳のお子さんにだってもちろん、

すでに個性があり人格があり、

全く違う素質を持っています。

 

何か達成した時にかけられたい言葉も違うし、

困ったときに臨む対応の仕方もその子によって違います。

 

それを観察して推測し、

瞬時にそのお子さんの心に寄り添って言葉をかけ

その成長をそっと後押しする。

 

そこで生まれる化学反応が面白くて、

そしてそんな過程で紡がれるひとりひとりとの絆が愛おしくて、

私はやっぱり、お子さんに関わる教室業が大好きなのです。

 

 

子どもをのびのび伸ばす先生をサポートすることが使命です

私の今の大きな夢は、

私と同じように子どものことを思う先生たちの存在を

もっと世の中に知ってもらって、

今よりもっとたくさんのお子さんたちを幸せにする環境づくりをお手伝いをすること。

 

教室で密に関わるお子さんはもちろん、

遠く離れたところに住んでいても、

そんな素晴らしい先生の経験値や知恵や愛を受け取るお子さんが増えていくこと。

 

これはオンラインが普及した時代だからこそ叶えられるようになった仕組みなのです。

大いに活用しない手はありません。

 

志と愛ある先生たちが、

もっとその影響力の輪を広げていけるようにサポートしていきたい。

 

 

地域に根ざす先生たちがオンラインでも活躍できるお手伝いがしたくて、

今は無料で

‟あなたの現在地を読み解くコーチングセッション”を行っています♬

 

たくさんの先生方から

お教室のこと、お仕事のこと、叶えたい未来、

聞かせて頂くたびにまた胸が熱くなります。

 

ご興味をお持ち下さった方は

こちら から詳細をご覧くださいね。

 

三者三様、

息子たちがトリプル受験の今年だからこそ、

あらためて気づかされる自分の使命。

 

 

小さい赤ちゃんだった彼らがいつの間にかこんな歳になったこと、

そして何歳になっても変わらず愛おしいと思えること。

 

そのすべてに思わず手を合わせる感謝の冬です。