― リトミックで身につく力【コミュニケーション能力】 ―
リトミックで身につく力はたくさんあります。
感性、想像力、思考力、集中力、コミュニケーション能力など。
本日はその中から、「コミュニケーション能力」について。
コミュニケーション能力
教室では、音楽に合わせて動くということを毎回繰り返します。(年齢が上がるにつれて、難易度も高くなり、項目も増え複雑になっていきます)
音楽と自分の動きを一致させるということは、自分自身を「外的リズム」に合わせる、調和させるということ。
聞こえてきたものを「瞬時に判断」して、「自分の動きをコントロール」した上で「協調」させているということなのです。
例えば、リトミックの最も基本となるstop&goという活動(歩いたり走ったりしている途中でピタリと音楽が止まったのに合わせて体も止める)。
たいていのお子さまは、リトミックの経験が初めての場合でも、音楽が止まった瞬間にあれ?といったような表情でこちらを見てくれます。
そこから繰り返しているうちに徐々に音楽に合わせて動きを止めるようになってきてくれます。
自分自身の中の「内的リズム」しか意識していなかった状態から、「外的リズム」に自分自身を調和させるステージへと視点が変わる瞬間です。
空気を読み、他者(この場合は音楽)を意識し、共感し、自分をコントロールする経験は、そのほかにも、
例えば「ノリの良い、ダンスしたくなるような」音楽と「静かな、ママとおやすみしたくなるような」音楽といった「ニュアンス」や、
速い、遅い、もしくはだんだんゆっくり、といったような「テンポの変化」、音の「強弱」「高低」といったような、複数の項目においても繰り返しレッスンの中で積み重ねていきます。
(音楽のニュアンスに合わせて体の動きで表現する1歳女の子)
音と動きの一致を経験することは、音楽のさまざまな要素を体得するのに最も効果的であるのはもちろんのこと、その都度、「外の世界とのコミュニケーション」をはかっていることでもあるのです。
まわりの雰囲気を察し、すばやく判断し、柔軟性を持って「自己表現」と「協調」のバランスを取りながらアウトプットするコミュニケーション能力。
社会で生きていくために必要とされる「ストリートスマート」と呼ばれる力を、実はリトミックの中で毎回磨いているのです。
(オンラインリトミックの様子)
リトミックスタジオkiariでは、お手本を忠実に真似させるだけの一方通行ではなく、【アクティブラーニング】を取り入れた双方向のレッスンを通し、お子さまの思考力、表現力、主体性といった【非認知能力】を底上げすることを目指す教室です。
音楽の導入はもちろん、人間としての総合力を育てることをミッションに教室運営に当たっています。
未来を生きる子どもたちのために。
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