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― リトミックの効果とは~【あたま】編~ ―

「リトミックで身につく力ってどんなもの?」よく聞かれるご質問です♪
リトミックは、あたま、こころ、からだを育てる教育。
”音楽のための、音楽を通じた、人間教育”とも言われ、生き抜く力=【非認知能力】を高める教育としても注目されます。

そこで、これから3回にわたり、リトミックの効果、身につく力についてご紹介していく予定です!
まず第一回目の今回は、知能、知育に関わる【あたま】編から。

リトミックで身につく力:知能を伸ばします!

音楽の導入だけに終わらないリトミック。例えるならば、知識を注ぎ込むための”コップ”をまず大きくする教育と言えます。
これから成長する中で子どもはたくさんのことを吸収していきます。そのときに、それがすぐキャパオーバーになってあふれ出てしまわないように、要するにまずはお子さまの中の”器”を大きく広げておこうとする教育なんです。

ここでは具体的に、

  1. 判断力、思考力
  2. 集中力
  3. 言語習得能力

を挙げておきましょう。

判断力、思考力

音楽を聴いて即座に反応して体を動かすリトミックは、その音がどんなことを意味する合図であったかを瞬時に判断することの繰り返し。様々なメロディや音の高低、テンポを聴き分け、脳がすぐさまからだに指令を出しアウトプットするという体験を積み重ねます。

一方で、決まった合図の音だけでなく、自分自身がそのニュアンスを都度感じ分け思ったように自己表現するという活動も、リトミックには欠かせないもののひとつです。

理解し瞬時に考え、判断し、反応する力。これは即時反応とも言われ、リトミックの醍醐味でもある最も重要な要素でもあります。

例えば高音が鳴った時はお空のお星さまにタッチする!低音が鳴った時は地面にタッチ!スゥイング(揺れる)の音楽が流れたらママと手を繋いでダンスパーティ。次の会場に向かうときは・・これはスキップの音楽!
といったように、子どもたちの頭の中は目まぐるしく動き続けます。瞬時に判断し、思考し、反応する力です。

集中力

このような活動の中では、注意力が散漫では音楽と一緒に動くことができません。子どもたちは常に集中しています。それは、楽しくて自分が音楽を感じて動きたいから。だからこそ、強制されるのではなく、子どもたちは自発的に集中して音を聴こうとします。

その上、リトミックはマルチタスクをこなすことも少なくありません。複雑なものになると、耳で聴いたリズムを口で言いながら足はビートを刻み、手は指揮をする!なんていう活動も出てきます(年長クラス頃)。子どもたちの頭は常にフル稼働。複雑な情報を理解し、整理しながら体をコントロールするには、普段なかなか経験することのないレベルの集中力が必要なのです。

言語習得能力

子どもは聴覚が非常に敏感です。モンテッソーリでも感覚の敏感期という言葉があるように、特に五感の感覚が鋭く研ぎ澄まされています。その中でさまざまな音を聴き分ける経験を積み重ねた子どもは、言葉を聴き分ける力も高くなると言われています。

聴いたものをそのまま記憶するという子どもの能力の高さは大人とは比較になりません。言葉がまだつたないのに童謡を歌っていたり、キャッチーなメロディのCMをそっくりそのまますぐに覚えて歌っているといった経験は、子育て中のママなら誰しも思い当たるのではないでしょうか。

子どもはスポンジのように耳で聴いたものをありのまま記憶し再現することが得意なのです。その前提として、”聞く”のではなく”聴く”力が育っていることが必要。よく聴きわけられる繊細な耳は、言葉に対してもその効果を発揮します。


このように、リトミックは潜在的な子どもの能力を引き出し伸ばす要素にあふれています!

次回は【こころ】編。来月の投稿でご紹介しますよ♬

リトミックスタジオKirariのレッスンではこのように、音楽の導入はもちろんのこと、子どもの指導のプロであるキッズコーチング講師資格を持つ講師による指導で、自信、自己肯定感、自己効力感を大きく高めることをミッションにしている教室です。

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