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< 子育てのポイント >

― 【教えない】レッスンで子どもが伸びる!?モンテッソーリの理念より ―

教えないスタンスを徹底しています

弊教室、リトミックスタジオkirari では、指導においてモンテッソーリ教育の理念を取り入れています。実際にレッスン中に教具を使うこともありますし、生徒さまおひとりずつお持ち頂いている年間教材の中にも、モンテッソーリ教育のエッセンスが詰まっているものが多くあります。

大人が主導権を持って教え込むのではなく、子ども自身による自発的な関わりによって気づき、発見し、出来るようになることが子ども本来の姿であるというのがモンテッソーリ教育の考え方です。

つまり分かりやすく言えば、【教えない】スタンスがポイントであるということ!
子どもが自分で自然に気づいて学んでいく環境を、教室のリトミックレッスンでは徹底して整えています。

子どもが持つ自己教育力

なぜなら、子どもは自分を自分で教育、開発していく力があるから。その発達段階に最も適した活動や教具を提示することで、子どもは好奇心いっぱいでその時間を過ごし、おのずと成長していくんです。

大人が教えこむことの弊害は主に3つあると教室では考えています。

  1. 自分でトライアンドエラー(試行錯誤)する過程を奪ってしまう
  2. 決まった枠組みにとらわれ、自由な発想力が育たない
  3. 自分で考えず、いち早く正解を求める習慣が身についてしまう

子どもは実験の天才。自分の手であれこれ試しながら世の中のルールを理解してゆくものです。その過程でこそ、集中力や思考力、レジリエンス(くじけない力)、好奇心、想像力が大きく育つのです。

実際の世の中には正解のないことがあふれています。特に多様性が重要視されている今の時代において、たったひとつの正解などありません。

何が求められている答えなのかを、大人の顔色を探りながら当てにいくという姿勢ほど無意味なものはありません。自分でいいと思えるものを自分で掴みにいく、そんな力【非認知能力】をこそ、教室では育てたいと考えています。

‟考える力”は0歳から育ちます~ベビークラス(0歳~1歳)でのレッスンから~

そうはいっても、自分で試行錯誤して、自由に想像力を働かせて考える力は、ある程度の年齢になってから育つものでしょ?とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。

いえいえ、0,1歳の頃がむしろ最も、そんな力を伸ばすのに最適な時期なんですよ。

こちらはベビークラスさんでの様子。

細長い棒を、口の狭い筒状の容器にポトンポトン、と入れるという一見簡単な作業ですが、目で見たところを狙って、指先と手首の動きをコントロールするという、‟目と手の協応”が可能になったことで出来る活動です。

ここに至るまで、

  • まずは中に物を入れた状態でカラカラ音が鳴る様子を楽しんだり
  • 大人がやっているのをゆっくり見せてみたり(モンテッソーリでは、ゆっくり見せることを‟提示”と呼びます)
  • まずは入れやすい丸いものを入れてみたり
  • 棒を使って楽器を鳴らして棒の持ち方自体を経験してみたり

といったいろんなプロセスを経ています。

つまり最初から大人に教えこまれるわけではないからこそ、子どもは生き生きと、尚且つこちらがびっくりするような集中力で活動に取りくんでくれるのです。自分自身の実体験をそれぞれ繋げて成し遂げるからこそ、達成感、自信がぐんぐんついていくのです。

集中現象

子どもには、能力を身につけるために、あるものに特に敏感になって、主体的に働きかけるある一定の時期が存在します。その時期が過ぎると吸収力が落ちてしまうため、その時期を敏感期】と呼び、有効活用しようというのがモンテッソーリ教育の考え方です。

敏感期に見合った環境を整えれば子どもは自発的に関わってきてくれ、瞬く間に熱中し始めます。専門的な話になってしまいますが、全般的な人格形成につながるこの様子のことを【集中現象】と呼びます。集中力は、自立性、自信、注意力、観察力、情緒の安定、意欲など、あらゆることの土台となるものです。

1歳前後の時期というのは、ちょうど手首をくるくる回す動き(回外運動)がスムーズになり、指先で器用に細いものや小さいものをつまむという高度なことが出来るようになった【運動の敏感期】にあたる時期です。
目と手の協応を促すような活動がまさにぴったりだからこそ、脇目もふらず熱中してくれるんですね。

音楽に合わせてたくさん体を動かした後にこのような「静」の活動を組み合わせることで、更に集中力が増します。もっとやりたい!とレッスンの最後に名残惜しいお顔を見せてくれるくらい、この活動に熱中してくれるお子さんがたくさんいらっしゃいます。

子どもが育つのは適切な環境が整ったときであって、決して教え込まれたときではありません。
大人の役割は、いかに子どもが自発的に関わり集中できるかという環境を準備すること、そして、なるべく言葉は必要最小限にし、丁寧にやって見せる【提示】を与えることです。

子どもは常に、「私が一人で出来るようになるのを手伝ってね」と思っています。

出来ないのではなく、やり方をまだ知らないだけ。

レッスンでも、大人の価値観で教え込むのではなく、お子様自身が気づき、発見し、意欲的に関われるよう常に心がけています。

正解を最初からなぞらえる教育は、失敗を恐れる子どもを作ります。

マルかバツかでふるい分けられない自由表現、自分だけの発想力から答えにたどり着ける活動に重点を置いていることも当教室の特徴です。

 

 


リトミックスタジオKirariでは、このように音楽の導入はもちろんのこと、

  1. お子さまのキラリと光る才能を引き出すこと
  2. 親御さまの幸せな子育てをサポートすること
  3. 子どもたちが世界に羽ばたける教育環境を作ること

をミッションに掲げている教室です。

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(日本キッズコーチング協会認定講師資格を持ち、普段から子育て講座、講演、ラジオ出演、子育てメディアへの寄稿なども行っています)

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